かつらの装着方法(ピンについて)

かつらのピンやヘアピン

 

 

かつらのピンについて

 

当店では、かつらの装着時に使用するピン(ストッパー)は、移動式のピンとかつらに縫い付ける固定ピンの2種類を採用しております。

 

かつらの装着には、大きく分けて2種類で、ピンとテープです。

ピンのメリットは何と言っても
「カンタンに出来る」
これです。

 

他にも、何も用意しないで着けはずしが出来るという点もありますが、やはり手軽なのが一番と皆さん言われます。

 

 

ただ、このピンですが、慣れていないと上手く出来ません。

女性の場合はヘアピンに慣れているので、内側に湾曲している物を反対に反らして、開く・閉じるを行なう…

これがすぐに出来ます。
(文章では分かりずらいと思いますが、実物は結構単純です。パチンパチンと反らす・閉じるを行ないます。)

 

 

 

実際に、男性で初めての方に試してもらうと大抵上手く出来ません。

ただ、単純な物なので慣れれば誰でも出来ます。

どんな不器用な方でも出来るようになります。
(というより、出来なかった人を見た事がありません。)

 

 

 

 

かつらピン装着の仕方

 

 

 

 

ただ、このピン装着ですが、慣れてくると自毛に対して段々と強くとめるようになる人がいらっしゃいます。

そうすると、毎日同じ場所で自毛にとめる事になるので長年続けていると、その箇所が脱毛する場合があります。

 

かつらのピン装着は、イメージとして
”ピンを自毛に絡ませてかつらを装着する”
ので、慣れてくるとかつらを引っ張ったりして、自毛の根元に強くとめたりできます。

 

そして、それがエスカレートすると常に自毛を引っ張った状態になるので、自毛の特定箇所の脱毛が進むことが有るのです。

 

 

かつらのピンの箇所だけ、自毛が無くなったり薄くなったりするのです。

 

 

これを避けるには、強くとめ過ぎないことが一番です。

または、後述する”移動ピン”を使って、位置を変える事です。

 

現在、強めにピンをとめている場合は、明日からは軽めにとめる事をおススメします。
ご注意下さい。

 

 

 

かつらの移動ピンとは?

 

通常、かつらのピンは、かつらのベースに縫い付けて有るか、接着されていて取れません。

自分で交換ができなく、不便さを感じるお客様が多いのが現状でした。

かつらが大手のCM等で認知が広がる前から、何十年も変わらないものでした。

 

 

 

それが、ある時にピンの背中にツメを2本付けて、そのツメとピン本体でかつらの縁を挟み込む事でピンをかつらに固定するものが生まれました。

 

今迄の縫い付けや接着ではなく、ツメと本体で挟み込む(差し込む)事で、自分でも取替えが出来るようになったのです。

 

この移動ピンの位置を定期的に変える事で、”いつも同じ位置にピンをとめる”ことから解放されます。

それにより、自毛の負担が軽くなり脱毛予防になります。

 

 

また、ピンの個数を増減できるので、
・普段は4か所で軽くとめる
・旅行や外出の際は、増やして5~6か所でしっかりとめる
というような使い方も出来ます。

 

 

移動ピンをかつらのベースに装着

 

 

 

 

良い事ずくめの移動ピンですが、デメリットも少なからずあります。

たまにお客様に言われる事がありますが、装着しようとする時にかつらの本体からピンがずれる事があります。
(あくまでも装着しようとする時で、装着中にずれたり外れたりではありません。)

 

いままで、かつらに強力に固定されていたピンを使っていた場合は、強めに装着される方が多いので、同じように強く扱うと装着する時に移動ピン自体がかつらからずれることが有るのです。

ピンの背中の爪でかつらベースを挟んでいるので、力を入れる方向やピンだけを引っ張るような事は避けて扱う必要があります。

 

 

もう一度言いますが、あくまでも装着する時にずれる場合があるだけで、装着してからずれる・外れるという事ではありませんので、ご安心ください。

移動ピンは、正しい使用方法でご使用される分には、自毛にも優しくとても良い商品です。

 

 

長年のピン装着のかつらで、自毛が脱毛している事でお悩みの方は是非一度、お試しください。

 

 

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 #かつら #カツラ