かつらとウィッグ(ウィック)の違いとは?

よくかつらとウィッグの違いについて質問されることがあります。薄毛や脱毛をカバーするのに使用されるものは・かつら・ウィッグ(ウィック)・ヘアピース・ツーペといった物があります。その中でも誰もが知っているのは、かつらとウィッグではないでしょうか?そのかつらとをウィッグですが、違いは何だと思いますか?

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かつらの抜け毛について

 かつらの抜け毛とは?今回は同じ抜け毛でも、頭髪の抜け毛ではなくかつらの抜け毛についてお話します。かつらは基本的にベースに髪の毛を植毛するものです。ベースの素材は・メッシュ(ネット)・コーティング素材(樹脂)に分かれます。人工的に上記のベース素材に植毛するので、植毛された髪の毛は伸びる事も新しく生えてくる事もありません。このかつらに植毛した毛が抜けてくるのが、”かつらの抜け毛”となるワケです。ただ、

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かつらの寿命は本人次第

かつらの耐久性について

今回は「かつらの耐久性」についてお話しします。

「かつらはどれ位持ちますか?」
「かつらの寿命は?」

等は良く聞かれるベストスリーに入る質問です。

そもそも、かつらが寿命を迎えるというのはどんな状態でしょうか?

・毛が抜けてきた?
・型が合わなくなってきた?
・ベースが駄目になってきた?

うーん、確かに上記の理由はありますが、あくまでも要素の一つですね。
かつらを作ってから毎日のように使用して、
「10年以上使っているよっ」というツワモノ(?)もいれば、
1年ごとに「ちょっと毛が抜けてきたので…」と言って作成される方もいらっしゃいます。

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かつらのカット

かつらのカットについて

今回は「かつらのカット」についてお話しします。(後半は自分で行なう、かつらのセルフカットも説明します。)
「カツラは自分で切ってもいいですか?」
「かつらは床屋さんや美容室でも切れますか?」
意外と聞かれるのが上記のような質問です。
結論から言うと「誰でもかつらをカットする事が出来るが、上手く髪の毛を切るのは難しい」といったところです。
人間の頭髪と言うものは常に生え変わっています。ですので、パッと見た目は大体同じ長さに見えても長い毛や短い髪の毛が入り混じっているのです。これに対してかつらの毛というものは、長さが揃っています。(厳密にいうと長めの毛と多少短めの2種類です。)
この揃っているかつらの毛をいかに自然にカットするか?と言うのが非常に難しいのです。

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かつらの退色

かつらの毛染め・色落ちについて

今回は、かつらの髪の毛の「毛染め・色落ち」についてお話しします。
かつらに使用される髪の毛は人毛と人工毛の2種類です。
それぞれに特徴が有りますが、今回は「髪の毛の色」に絞って説明します。
人毛と人工毛の特徴については。”かつらの毛質(人毛or人工毛)”をご覧くださいませ。

まずは基本的な事ですが、
人毛→色落ちする
人工毛→色落ち(ほとんど)しない

これだけ見るとかつらの毛は人工毛の方が良さそうですが、やはり人毛の方が自然さで圧倒的に勝ります。
見た目や手触り・ツヤ感・風合いなど、どれをとっても自然です。
(当たり前ですが、人毛より自然な人工毛は有りません。)

では、かつらの人毛はどのように色が落ちるのでしょうか?
答えは「毎日、分からないぐらい少しずつ」です。

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かつらテープ

かつらのテープ装着は何日もつか?

さて、暖かい季節がやってくると外出される機会も増えますよね?
そして、外出ともなると身だしなみもいつも以上に気を使って…服装も髪型もセットするのではないでしょうか?

かつらの装着もピンの場合は季節にあまり関係ありませんが、テープや接着剤だと頭皮の汗や脂でかなり状況が変わります。
やはり大敵なのは「汗」であまりにも大量に汗をかくとかつらのテープの接着力が弱くなります。

そして、夏も近くなると会員様や初めての方に必ず聞かれるのが、
「テープはつけっ放しで何日もちますか?」という質問です。

やはり、この季節、海や山などのレジャーや外出の機会が多くなり、その間はつけっ放しで過ごしていたい・・・というお客様が増

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かつらのセットについて

さて、今回は「かつらの耐久性」「かつらの値段」に次いで、お客様によく聞かれる「かつらのセット」についてです。一口にかつらのセットと言っても様々な事が思い浮かびます。
髪型をどうやって整えるか?、・ブラシがいいのか?クシがいいのか?、装着してするのか?外すのか?、スタイリング剤の使用は可能か?、・ドライヤーは大丈夫か?
などなど、色々な事が有りますね。」「かつらの値段」に次いで、お客様によく聞かれる「かつらのセット」についてです。やはりかつらのスタイルは、あまりカッチリしないで少しラフに・無造作に…ぐらいが自然になります。
少し前髪をパラパラと下ろしてみて、分け目をぼかすだけでも格段に良くなります。
更に軽くワックスを毛先に付けて、動きを出して…と言う風にスタイリングすると格段にカッコ良くなります。

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植毛手術後

かつらユーザーも気になる植毛その2(自毛植毛)について

自毛植毛とは、簡単に言えば「毛のある部分から毛の無い部分に髪の毛を移植する」というものです。

薄毛は加齢と共に脱毛するケースがほとんどです。
中には火傷や円形脱毛症、投薬による脱毛、傷跡の脱毛なども有りますが、通常は脱毛と言えば大部分が加齢によるものです。
そして、その場合の毛の抜け方ですが、前や天頂部が目立つケースが大半を占めます。

そこで、横や後ろの比較的に丈夫な毛を1~3本ずつ採取して、薄毛の目立つ部分に移植します。
これが”自毛植毛(移植)”です。
当然、これは医療行為なので医師免許や看護師資格をもった専門家がこれを行ないます。

通常、髪の毛は健康な一つの毛穴から1~3本ほど出ています。
これを1株として、1000株から3000株を移植するのです。

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植毛その1(人工毛の植毛)について

かつらユーザーも気になる植毛その1(人工毛の植毛)について

植毛は大きく分けて2種類の方法が有ります。
それは”人工毛での植毛”と”自毛植毛(移植)です。昔(20年位前まで)は植毛と言えば、人工毛の植毛でした。
それが、ここ近年では植毛と言えば、自毛植毛(移植)となっています。簡単に説明すると、人工毛の植毛は、その名の通り”人工毛”を直接頭皮に差し込んで植毛します。
要は、自毛が薄くなったり抜け落ちて頭皮が目立つ部分に、”人工的な髪の毛”を植え込んで、自毛の代わりにします。
自毛が無い部分に直接植毛するので、比較的短時間で出来ます。
一方、自毛植毛は比較的脱毛しにくい横や後ろの髪の毛を1~3本ずつ取り出して、髪の毛の無くなった部分に植え込みます。
自毛を取り出す時間と、植毛の時間が必要なので、通常丸一日と非常に時間がかかります。

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極薄かつら大満足

かつらの極薄人工皮膚について

今回はかつらの素材に使われる「極薄の人工皮膚・極薄ネット」についてお話しします。
かつらのベース素材は非常に種類が多いですが、どのカツラメーカーでもある程度決まったものを使用する事は以前にお話ししました。
かつらは、基本的に肌色や黒のメッシュやPU(ポリウレタン樹脂)を使用する人工皮膚との組み合わせとなります。それらの素材を用いて、いかに自然に見せるか?をテーマに作り込んでいくのです。そんなかつらですが、10年~15年ぐらい前からでしょうか?
「前髪を上げられます!オールバックが出来ます!」的なかつらが登場しました。

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