稀にお客様で、
かつらの装着時に「特に何も付けていません。」と言われる方がいらっしゃいます。
全頭かつらなら、ピンやテープを使わずに何も付けない方は結構いらっしゃいます。
これは、その形状だからできる事で、大きくて深い帽子のようなものだからです。
襟足(首の後ろ)のへこんでいる所ぐらいまでベースがあって、全体が内側にすぼまっているので意外と安定するのです。
ただ、部分かつらの場合は、天頂付近に乗せているだけになるので、何か力が加わるとずれる可能性が有ります。
まれに、何も付けずとも頭にピタッと貼り付くような方もいらっしゃいますが、そんな感じなのでしょうか?
少なくとも外出時には、最低限のテープやピンは付けた方が良いと思います。

「かつらをとめるには、ピンがいいですか?テープがいいですか?」
本当によく聞かれますが、
・横後ろに自毛が有れば、ピン
・自毛が無い(少ない)なら、テープ
これを目安にして下さい。
たまに
「自毛を剃って接着剤で着けるんですよね?」
等と言われることが有りますが、慣れている方以外には基本的にお勧めしません。
自毛を剃ってテープや接着剤は、装着感が良くなりますが、結構面倒なのです。
・付けっ放しなら地肌が洗えない
・かつらや頭部にノリが残る
・皮膚トラブルの懸念
・臭いやかゆみの発生
・製品の痛みが早くなる
・剃っているので、元に戻し辛い
などのデメリットがあります。
上記の事柄を理解した上で、上手く使う分にはいいと思います。

部分かつらは、
・いつでも自分で外せてメンテが出来て
・いつでも元に戻せて(自毛も剃ったりしない)
等で、自毛はそのままの状態で使用されるのがベストです。
そして、前髪が少なかったりない場合は、周囲をピンにして前はテープという使い方も出来ます。
意外と皆さん、初めにメーカー側から言われたままの装着を何年もしている場合があります。
当店の見本かつらで他の方法もお試しできますので、ぜひご相談くださいませ。
#かつら #カツラ

ビーエスト代表
かつら大手メーカー2社で、技術職から管理職まで幅広く従事。ヘアケア業界では35年以上のキャリアを持つ。

