
かつら会社(お店)の倒産・閉店について
「今迄のかつら会社が潰れたので注文したい」
「お店で作っていたが、経営者が体調を崩してかつらが作れない」
「お店のご主人が高齢でお店を閉めてしまった」
こんな相談を定期的に受けます。
比較的に大きめのかつらの会社が倒産する事はそれ程ありませんが、従業員が数名から10数名ぐらいの規模の会社が突然閉めてしまう事はたまにありますね。
また、理容店や個人経営のお店では結構有りまして、1年に2~3回は相談を受けます。
一つの理由として挙げられるのは、業界の高齢化が有ると思います。
お客様も高齢化が進んでいますが、対応する側の高齢化も進んでいます。

なぜ、高齢化が進んでいるのかと言うと、若い人が業界に入ってこないからです。
というのも、かつら業界も以前ほどの勢いはなく、数字的には横ばいが続いているのが一因だと思います。
内訳としては女性の売上が多くを占めていますので、男性かつらに限って言えば衰退の一途を辿っているといえます。
そんな現状なので、新しくかつらの会社に入りたい人も多くはなく、また雇用する側も積極的に求人をしている訳でもありません。
逆に不採算店舗の閉鎖や縮小・合併を進めているのが現状です。
そんな中、今も第一線(現場や経営など)で頑張っているのは、昔にかつらメーカーに勤務していた人達です。
(勿論、新規採用された若い人や、10年以上のベテランも居ますが、残念ながら辞める人が多くいるので…)
若くても40代でその他多くは50代~70代がほとんどですね。
そうなると、健康上の不安や気力の衰えで事業を辞める人も出てきても仕方ありません。
そして、かつらの相談をできるお店が無くなって
「他を探しても遠方だったり、また一から始める億劫さ等面倒な事ばかりで嫌になる…」
こんな事を言われるケースが多いのです。
いきなりこういう状況になるのは、避けた方が良いので、日ごろから懇意にしているお店や会社の情報は気にしていた方が良いと思います。
突然、お店が無いような事はそうそうないと思いますが、たまに電話をかけたり、接客態度等で体の調子を伺ったりは必要かもしれません。

また、出来ればもう一社ぐらいでかつらを作っておければベストだと思います。
仮に一方のかつら会社が駄目になっても、もう一方で何とかなりますので…
・現在のかつらメーカーが危なそうだな
・個人店の経営者が具合悪そうだな
・電話が繋がりにくくなった
等と言うことが有りましたら、当店までお早めにぜひご相談くださいませ。
#かつら #カツラ

ビーエスト代表
かつら大手メーカー2社で、技術職から管理職まで幅広く従事。ヘアケア業界では35年以上のキャリアを持つ。

