かつらの毛絡みや抜け毛で費用がかさむ(神奈川県)

育毛しながらかつら併用

 

 

かつらはSV社で約8年になります。
当初は50歳前後で頭皮の状態も良くないとの事で、育毛を中心とした対応でかつらはカバー的な意味で付ける形だったのですが、その後も特に頭髪の改善は見られず少しずつ進行して行き現在に至ります。

 

 

SV社では製品毎のバラツキが大きく、毛が絡まったり、抜けたり、止め具が本体から外れたりと、修繕やかつらの交換(買換え)に伴う費用がかさむようになって来たので、安価なかつらメーカーを探していました。

 

 

 

かつらオンラインでは誰にも会わずにネットで完結できたことや、やり取りについても当初の希望通り、電話ではなくメールでのやり取りに応じて頂けたことが良かったです。

 

 

SV社の製品もモノとしてはよかったのですが、ランニングコストがかさむ点が問題でした。ワンズヘアーはSV社の物と同レベルの品質が維持でき、且つ安価であることが良かったです。

 

また、製品自体の質が高いことも継続利用してきたことで十分に確認できました。
暫く経ったらもう一台購入する事を考えています。

よろしくお願いします。

 

 

育毛しながらかつら併用

 

 

 

 

店長より

今回は、製品の痛みで買換えをされる50代のお客様です。
かつらの装着にマジックテープを利用されていて、当店ではピンとテープに装着が変更となりました。

 

 

 

かつら毛質の移り変わり

近年ではどこのかつらメーカーも人毛を使用するケースが多くなっています。

 

一昔前(15~40年ぐらい前)なら、ほぼ全ての毛質は「人工毛」ばかりでした。
大手かつらメーカー各社が、自社開発や国内・海外の繊維メーカーに開発させて、先を争うように人工毛の開発を行なっていました。

 

そして、ある程度使えるような品質になると、どんどんお客様に提供していったのです。
まさに人工毛一色といった感じでした。

 

 

なぜこのような状況になったかというと、人毛は天然素材なので絶対数に限りが有り、そして供給状況によっては値段の変動が大きく、コストの変動が大きくなりがちです。
(実際に10数年前には、ある海外業者の買い占めにより、人毛価格が数倍!に高騰した事が有りました。)

 

そういった環境を踏まえて、大手メーカーでは安価で安定的な毛質の入手を急いでいたのです。

 

 

人工毛を研究開発

 

 

 

 

 

 

ただ、人工毛では人毛に近付く事は出来ても、艶や質感・風合いなどで自然さはどうしても劣ります。
人工毛の比率が高ければ高い程、それは顕著に現れます。

 

 

数十年の人工毛時代を経て、ここ10年~20年ぐらいは人工毛の製品に少しづつ人毛を混ぜてかつらを作るようになりました。
これは、両者の欠点を補い、長所を利用する事で自然さと耐久性の向上が望めるベストな選択です。

 

今では、どこのかつら会社も人毛と人工毛をミックスして作るケースがほとんどとなっていますね。
(各メーカーでその比率は変わりますが…)

 

 

 

 

 

人毛かつらの毛絡みについて

 

上述のように、現在では人工毛と人毛を混ぜてかつらを作っているのですが、これには訳が有ります。

 

人毛のかつらは「毛が絡む」のです。

 

これは全ての人毛が絡むという訳では無く、ほとんどが使用に不便が無い程度には若干の絡みが出て、ごく一部の人毛かつらは仕様が難しい程、激しく毛絡みするのです。

 

具体的にはかつらを洗った時に、団子のように毛が絡んでしまいます。
こうなると厄介で、すこしづつ毛をほぐしていく以外に対処法は有りません。

 

 

人毛の毛絡み

 

 

 

 

 

原因としては、人毛をかつら用に仕上げる際に、特殊な溶液でキューティクルを落とします。
その後、染色をして仕上げにコーティングを施します。

このコーティングが日々の使用で少しづつ落ちていき、毛が絡みやすくなるのです。

 

これは、人毛の個体差や普段のお手入れが密接に関わっています。

そこで、人毛のかつらに人工毛を少し混ぜる事により、毛絡みを出にくくする事ができます。
その比率はメーカーにより様々ですが、当店では長年の経験上、人毛70%:人工毛30%としています。

 

自然さは人毛70%で十分表現できます。
一方で人工毛を30%入れる事によって、経年で人毛が痛んだ時も痛みの少ない人工毛がカバーして絡みにくいのです。

逆に、他メーカーで人工毛の比率がかなり高くて、人毛が10%や20%しか入っていないような製品も結構ありますが、自然さで劣る場合が有るので、避けていた方が無難だと思います。

 

ただ、お好みで人工毛がお好きな方や、頭髪に合う方もいらっしゃるので、ケースバイケースとも言えます。
人毛も人工毛もメリットはたくさん有りますので、それぞれの特性を理解した上で自然なかつらを使用する事が肝要です。

 

 

 

 

 

さて、今回のお客様は、電話は一切しないでメールだけのやり取りがご希望でしたので、オーダーお届け後もメールで具合をお聞きしました。

その後、メールで
「初めはピンに慣れませんでしたが、上手い着脱方法を見つけて現在はとても快適に使用しています。」
「もう一台購入したいので、現在の状況について教えてください。宜しくお願いします。」
と感想を頂きました。

 

製品も気に入って頂きまして何よりでございます。
今後ともよろしくお願い致します。