部分かつら・35年かつら手放せない(埼玉県)

70代かつらを手放せない

 

かつらの使用歴は35年です。
35才から使い始めて現在まで使用しています。
もう年齢も70歳なので自然のままで行こうかなと思いますが取れません。

 

今回ネットでたまたま見て、今使用中のかつらが痛んできたので、電話で福井様に相談してみたのでがきっかけです。

今まではお店に行ってかつらを作成していたので、こちらの会社は電話やメールで出来る事は大変便利でした。
現場まで行かなくてもかつらの作成できるのは良いですね。

 

そして、かつらの単価の違いが決め手でした。
比較していた韓国製メーカーは35万で、もう一つの都内のメーカーは26万ほどです。
それから見ると安いですね!
ただ、どのくらい持つか?と思っています。

 

出来上がった部分かつらも多少の調整(長さと毛量)をしましたが、その後は快適に使っていますよ!
大分馴染んで来て毎日使用しています。

電話やメールの対応もよく、申し分ないと思います。

 

今後もよろしくお願いします。

 

部分かつら・35年かつら手放せない

 

店長より

今回のお客様は、かつら歴35年の70代のお客様です。

使用中のかつらが、だいぶ傷んでいるところにタイミング良く、当店を見つけられたとの事です。初めはメールのお問い合わせで「本当に8万円ぐらいで出来るのですか?」と言った内容からでした。

毛の色が変わるのが嫌で、人工毛のかつらを使用されています。

 

かつらは人毛か人工毛か?

もともとかつらは人毛で作られている物でした。

(人毛とは、人間の髪の毛を利用して、再加工したかつら用の毛です。)

 

それが数十年前に大手AN社により、人工毛髪(人工毛)が開発され一気に広まりました。
実はその以前から大手繊維メーカーが製造したものも有りましたが、艶や手触りなどの不自然さが有り、あまり使われておりませんでした。

 

そして、AN社に続いてAD社も人工毛を自社開発して、かつらのほとんど全てが人工毛になったのです。

その後しばらくは人工毛が主流でしたが、近年では人毛の良さが見直されて、ミックスして使用するかつら会社が多くなりました。

 

人毛と人工毛では、それぞれにメリット・デメリットが有りますが、やはり自然さを求めるかつらという商品は人毛に軍配が上がります。

洗髪時の乾きの早さや、退色(色落ち)に関しては、人工毛の方が勝っていますが、自然さや風合い・手触りでは圧倒的に人毛が勝っています。

 

人毛のメリット・デメリット

 

当店では、両方の良い点を最大限引き出せるように、人毛と人工毛をミックスして提供しております。
その比率は、ズバリ人毛70%、人工毛30%です。

ただ、素材は何でもいいという訳では無くて、両方の素材にはクリアする基準が有ります。
(内容は当店の企業秘密なので内緒ですが…)

今までどちらかしか使ったことが無いという方がいらっしゃいましたら、ぜひミックスをおススメします。

お気軽にご相談くださいませ。

 

 

オールバックで毛量多目の髪型

さて今回のスタイルは、オールバックにして毛量を多くするスタイルのご希望です。

 

毛量は見本かつらでは少ないとの事で100%、白髪は入れずに長さも10㎝前後と少し長めです。
天頂部(トップ)にボリュームのあるスタイルです。

ベースサイズはMでは小さくLサイズとなりました。
(本来はMとLの中間ぐらいが良いみたいですが、今回はカスタムしないでLのままでやってみるとの事でした。)

 

カツラでオールバック

 

オールバックは、かつらの得意とする髪型ではありませんが、ポマードでべっとり…なんていうスタイルでない限り、意外と問題なく出来るスタイルです。お写真も頂戴したのですが、うまくスタイリングされていましたよ!

 

お届け後も何度かメールを頂きまして、だんだんと馴染んでいる様子がよく分かりました。

ご自身の他メーカーのかつらとローテーションで使用されているようでした。
古いスペアの修理相談もされています。

 

製品も気に入って頂きまして何よりでございます。
今後ともよろしくお願い致します。

感謝

福井 亮

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