植毛その1(人工毛の植毛)について

かつらユーザーも気になる植毛その1(人工毛の植毛)について

植毛は大きく分けて2種類の方法が有ります。
それは”人工毛での植毛”と”自毛植毛(移植)です。昔(20年位前まで)は植毛と言えば、人工毛の植毛でした。
それが、ここ近年では植毛と言えば、自毛植毛(移植)となっています。簡単に説明すると、人工毛の植毛は、その名の通り”人工毛”を直接頭皮に差し込んで植毛します。
要は、自毛が薄くなったり抜け落ちて頭皮が目立つ部分に、”人工的な髪の毛”を植え込んで、自毛の代わりにします。
自毛が無い部分に直接植毛するので、比較的短時間で出来ます。
一方、自毛植毛は比較的脱毛しにくい横や後ろの髪の毛を1~3本ずつ取り出して、髪の毛の無くなった部分に植え込みます。
自毛を取り出す時間と、植毛の時間が必要なので、通常丸一日と非常に時間がかかります。

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極薄かつら大満足

かつらの極薄人工皮膚について

今回はかつらの素材に使われる「極薄の人工皮膚・極薄ネット」についてお話しします。
かつらのベース素材は非常に種類が多いですが、どのカツラメーカーでもある程度決まったものを使用する事は以前にお話ししました。
かつらは、基本的に肌色や黒のメッシュやPU(ポリウレタン樹脂)を使用する人工皮膚との組み合わせとなります。それらの素材を用いて、いかに自然に見せるか?をテーマに作り込んでいくのです。そんなかつらですが、10年~15年ぐらい前からでしょうか?
「前髪を上げられます!オールバックが出来ます!」的なかつらが登場しました。

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