全体かつら20年・痛みが限界(愛知県)

かつら悩み

 

テープ装着のかつら悩み

全頭かつらは某メーカーで20年ほど使用しています。

今までのかつらの欠点(悩み)は接着テープで使用していて、接着剤が剥がれるのが度々あった事です。今回はアドバイスを頂いて取り外しのできる留め具にしたところ、今までの悩みが無くなりました。

 

かつらオンラインではモデルのかつらを貸していただいたのが、大変良かったです。

見本の全頭かつらは少し長目でしたが、白髪を増やして少し短めにすればそのままでも使用できそうな感じでフィットしていました。

 

通信販売でのかつら購入は初めてでしたが、誰にも会わずに作成した割には大変気に入った製品に出来上がりました。
大変感謝しています。

また、親切丁寧に試供品を貸していただいた事は非常に良かったです。

受け取った全頭かつらも大変良く出来ていて、長さもピッタリです。
少し前の毛が多いかな?と思いますが、使っていくうちに慣れると思います。

今後もよろしくお願いします。

 

全頭かつら20年・痛みが限界(愛知県)

 

店長より

今回は、全頭かつらを20年以上使用されている80代のお客様からのご注文です。

今までは両面テープで装着していて、たまに部分的に外れることがあって、何か良い方法はないかと悩んでいたそうです。

 

かつらの不安点

 

 

全体かつらの装着について

全頭のかつらなので、本来は天頂や前、横後ろに毛が無い人が使用しますが、例外もあります。
・横と後ろに毛はあるが、細くて短いので全頭かつらを使っている
・全体的に毛はあるが、癖が強いので全頭かつらを使っている
・髪型をかんたんに変えたいので、全頭かつらを使っている…等です。

今回のケースでは、「横と後ろに毛はあるが…」というケースです。

 

基本的にかつらのピン(ストッパー)は自毛が無いととまりません。
ただ、ピンで装着するかテープにするか微妙なケースもあって、今回の場合はその微妙なケースだったと思います。

それなら、時にはテープ・時にはピンという風に使い分ければいいのです。
当店で採用している「移動ピン」はそれが可能です。

 

ピンの背中側(裏側)に2本の”ツメ”があって、そのツメと本体でかつらのベースを挟み込みます。こうしてかつらにピンを固定して、あとは自毛にピンを絡ませます。

ピンをカツラに糸で縫い付けたり、接着剤で固定したりしないので自由にかつらから取り外せます。
時にはピンを外してテープや接着剤を使用したり、ピンを減らしたり増やしたりすることが自由に出来ます。

 

かつらの移動ピン

 

 

そして、ピンの位置を少しずらす事も出来ます。
これは、”自毛を守る”という意味で意外と大きな効果があります。

長年、かつらを装着するためにピンを同じ場所で使い続けると、自毛に負担がかかってピンの部分だけ脱毛する場合があります。
一般的なかつらだと、糸や接着剤でピンをかつらに固定しているので、どうしても同じ場所で装着することになります。
それを避ける為にピンを移動すると、自毛も休む事が出来るのです。

大抵のかつらには使えますので、他社製品ご使用の方にもおススメです。
移動ピンの紹介ページはこちらです。)
ぜひ、お問い合わせください。

 

かつらに移動ピンを装着

 

 

 

全体かつらの納期

さて、今回も今までの全体かつらがかなり傷んでいるとの事でしたので、なるべく早めのオーダーとなりました。

時期的にも一か月半以上かかる予定でしたが、運よく一か月ちょっとで入庫しました。
そして、即日仕上げでお届けです。

お届け後のお電話でも、
「ちょっと前が多いかな~。まあ、そのうち馴染むと思いますよ。その他、長さや白髪はバッチリですよ~。」
との事でした。

 

製品も気に入って頂きまして何よりでございます。
今後ともよろしくお願い致します。

感謝

福井 亮

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